1. 学校の方針（部活動のねらい）
本校では原則として、全校生徒が部活動に参加(以下全校部活動制という)し、馬路村の部活動ガイドラインに則り、下記の方針に基づいて部活動を実施しており、男女とも野球部または卓球部での活動に参加することとしている。
- 生徒の体力向上、精神面の強化、礼儀正しさなどを身に付ける。
- 生徒の実態に応じ、一人ひとりが意欲的に取り組める活動を行う。
- 勝敗第一主義にならないようにする。
- 計画的な練習計画を立てて実施する。
- 練習時間は、終了時刻を決めて行う。
2.全校部活動制についての考え方
馬路中学校が全校部活動制を実施しているのは、次のような理由によるもの。
- 学校教育は、教科等の学習が基本であるが、それ以外に全員が何かの部活動に参加し、日々の活動や競技会等に参加にすることによって、心身共に健康な生徒を育成していきたい。
- 1年生から3年生が一緒になって活動することを通して、上級生と下級生との人間関係づくりや豊かな人間性を養うとともに、全校的な自治集団の育成や馬路中学校の生徒としての自覚を学校全体で盛り上げていこうという気持ちを醸成したい。
- 本来、それぞれの個人が希望する部活動に参加することが望ましいが、本校は、小規模・少人数であり、部としての活動のねらいを達成するうえからも、多くの部を開設するより、人数に合った部活動の構成が望ましい。
- 本校は、野球部と卓球部を開設しているが、小学校段階での活動の実態や生徒数減の状況も踏まえ、今後の在り方を検討していく必要がある。ただし、特別な事情がある場合は本人・保護者と相談のうえ対応する。
3.活動について
- 練習時間
| 期間 | 野球部 | 卓球部 |
| 4月～12月 (新人大会まで) 1月～3月 | 午後6時30分完全下校 午後6時00分完全下校 | |
- 平日の完全下校時間は上記のとおりとする。
- 週に平日1日（原則水曜日）、土日のどちらかは休みとして活動は行わない。
4.配慮事項
〈新入生への配慮事項〉
- 4月中は体験期間とし、負担が大きくならないように配慮する。
- 4月末日をめどに、希望調査を行い入部を決定する。
〈入部後の配慮事項〉
- 通常の練習が無理な状態であれば、別メニューの練習などの配慮をする。
- 特別な理由が生じたときは、生徒・保護者と相談のうえ、他の部活を設定する場合もある。
- 教師が付けないときは、状況に応じて練習を休みとする。